大学受験マニュアル

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付き添いもなく一人で受けに来る子ども

受験期間が長期化し、子ども一人で試験会場に向かわせなければならないケースも出てくると思います。今の子は、小さいころから車で移動していることが多いので、り、で電車で移動することに慣れていません。入試当日、逆方向の電車に乗ってしまった、最寄り駅に停まらない急行に乗ってしまったといったことがあっては大変です。一人で向かう学校については、日曜などを使って実際に練習しておくこと(万が一事故で不通になった場合の対処の仕方なども)。また、学校、塾などの電話番号、お金も余分に必ず持たせるようにしてください。毎年少数ですが、寒い冬の日の朝、付き添いもなく一人で校門をくぐる大学受験生がいます。その姿を目にするとき、その子が他のどの子よりもしっかりしていて、受かりそうに私の目には映って見えます。

大学生が中学生と同じ立場になる

大学生が中学生と同じ立場になると、リーダーシップを発揮することができなくなり、子どもたちは、個別指導塾に来て何となく楽しかった、というだけで終わってしまうこともある。やはり、教える立場と教わる立場は明確にしておかないと、まとまりのない授業になってしまうので、このような時、アドバイスをする人間が、どうしても必要になる。学生講師の良い面を引き出すには、彼らをコントロールできる指導者(室長や塾長など)がいることが望ましい。学生ばかりが集まって近所の子どもたちを教えている塾などは、遊び塾になってしまう可能性が大いにあるので、気をつけたい。また塾長とは名ばかりの、経験があまりない人のもとに学生講師ばかりが集まっている、フランチャイズ塾があるが、これも要注意だ。学生の良い面を活用している塾は、大きく伸びる可能性がある。子ども達の間での評判もよくなり、口コミで生徒が集まる。しかし、学生講師は長くても三年か四年しか在籍しないので、経営者はあまり彼らを頼りにすることはできない。やはり地域に密着した、その地域に貢献できる塾であるためには、専任講師の割合が五割以上は必要なのではないだろうか。

英語が日本に初上陸した

英語が日本に初上陸したのは西暦一六〇〇年である。それから四〇〇年あまりが経過したいま、我々は、日本英語受容史上ほかに類を見ないほどの英語狂騒の時代を迎えている。街を歩けば、いたるところで英会話スクールの看板や広告を目にする。書店には語学書が溢れている。誰もかれも、みな英語を身につけようと右往左往している。二〇〇二年、多くの反対意見にもかかわらず、「総合的な学習」の一環として小学校に英語が導入された。さらに二〇〇四年に文部科学省は中央教育審議会に外国語専門部会を置き、本格的に小学校英語教科化を検討しはじめた。地域限定で規制緩和を進める構造改革特区を活用した小学校英語教育は、すでに各地で実施されている。日本人は英語ができないから駄目だという。このままでは、日本は国際社会で生き残れないという。だが、どの程度の英語力があれば、「英語ができる」ことになるのだろうか。
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